葉酸は女性の体にどのようなメリットをもたらすのか?

女性が摂ると良い栄養素に葉酸があります。葉酸はブロッコリーやほうれん草といった緑黄色野菜に多く含まれており、ビタミンB群の一つでもあります。

葉酸は主に妊活中から妊娠初期にかけてとると良い栄養素として注目されていますが、この期間以外にも女性のとってメリットはあります。

葉酸には細胞分裂を促しDNAの合成とかかわりがあります。また、赤血球を作り出したり、皮膚の粘膜を強くしたりといった働きもしています。貧血を防止し、認知症予防や動脈硬化などにも効果があります。

この他、生理痛を軽減するなど、月経に伴う不快な症状を和らげることもできます。

認知症においては、原因となるホモシステインを抑制する働きがあるので、発症を食い止めることができますし、貧血予防に関しても継続してとると、赤血球が作られ始めるので、起こりにくくなります。

美容面では、シミを防ぐことができます。これは皮膚や粘膜にも強くする効果があるためです。ビタミンCと共にとることで、より紫外線がきっかけとなってしまったしみなどを予防することができます。

妊活中に葉酸を摂取することのメリット

妊活中の場合は摂取することにより、血液の流れが良くなり子宮内の環境を整えてくれます。卵子もきちんと成長していくので、受精し着床しやすくなります。

冷えを予防する効果もあるので、効率よく体を温め、妊娠しやすい体に整えてくれます。

妊娠中の場合は、お腹の赤ちゃんが先天性の異常となる危険性が低くなります。神経管に異常をきたすことが多くあり、二分脊椎や無脳症といった病気を発症してしまいます。

無脳症の場合は、体は育っていても脳は育っていないことが多いため、無事に産まれることは少なくなります。この他妊娠中に摂取することで、つわりを軽減することもできます。

葉酸を摂取する際はひと工夫が必要

葉酸は水溶性ビタミンのため、加熱に弱く、水で洗っただけでも成分が流れて行ってしまいます。また、体内に蓄えておくことができないため、継続して摂取しないと、効果をあげることはできません。

他の栄養素と一緒にとることで、さらに効果を高めるので、摂取する場合はレモンなどと一緒に摂ると良いでしょう。ビタミンCやビタミンEを意識すると、効率よく体内に吸収されます。

水溶性ビタミンのため、多く摂取しても過剰な分は体外に排出されてしまいますが、あまり多くとるとお腹の赤ちゃんに影響が出ることがあります。サプリメントなどで補う場合は、1日の摂取量を守るようにすると安心です。